BLOG
Date:2021.06.13 Posted by:kaihatsu_in
システム開発運用のKIです。 皆さん、在宅勤務していますか? 私は1カ月のうち出勤は1~2日程度でほとんど毎日在宅勤務になっています。 (2021年6月時点) 在宅勤務に伴い、TeamesやZOOMによるオンラインミーティングも多くなったのですが その時にちょっと困るのが「家族の声」です。 我が家には9歳、6歳、2歳の3人の子供がいます。 午前中は2歳だけ、午後には6歳と9歳が小学校から帰宅、と 朝から時間がたつにつれてだんだんと家の中が騒がしくなってきます。 夏休みや冬休みの平日長期休みになるとさらに激しくなります。 リビングから廊下を隔てた別室や、階段を挟んだ別階に在宅勤務用スペースを用意できれば 良かったのですが、残念ながら我が家はそんなゆとりのある間取りにはなっていません。 私の作業部屋はリビングからドア1枚隔てただけの直結部屋になっています。 そのため、オンラインミーティング時に 「あれ、子供さんめっちゃ泣いてるけど大丈夫?」 「大丈夫です」 なんてやり取り、何度したか分からないぐらいです。 幸い、通話相手も同じような境遇の方が多く、お互い様状態なのですが……。 日中は妻が子供の面倒を見てくれているのですが、それでも限界があります。 朝から夕方まで、子供たちに一切声を出すな、なんて無理な話です。 とはいうものの、オンラインミーティングのここぞというタイミングでは静かにしてもらった方が 助かります。 ≪自分≫ ・オンラインミーティング中じゃなければ別に泣こうが笑おうが気にしない ・テレビの爆音はさすがに勘弁して ≪妻≫ ・できるだけ静かにはさせるけれど限界がある ・ある程度までは子ども同士で遊んで笑っているぐらいの方がむしろ静か ・ドアの向こうでオンラインミーティング中かどうかも分からないので、 子供を注意するタイミングが分からない このような状況のため、ドアを隔てた向こうとこちらで何とか意思疎通できないもんだろうか、 と考えた結果、簡易「ON AIR」ライトを作ってみることにしました。 ……いやもう既に同様のネタをあちこちで見かけるため、何番煎じか分からないぐらいですが。 材料にしたのはこちら。 確かコストコで買ってきたライトの余りです。 ・単4電池3本で動く ・本体直接操作だけでなく、リモコンでも操作可能 似たような商品が100均か300均あたりでも手に入るようです。 「リモコン操作可能」というのがポイントで、 「作業部屋の椅子に座ったまま、ドアの向こうのライトを切り替える」ができれば それってもう簡易「ON AIR」ライトじゃないですか。 というわけでこのライトを改造します。 分解して中身を確認。 どうやらこの黒い部分がリモコンの受信部分のようなので、これのはんだ付けを一旦取り外し 間にリード線を挟んでケースの外に出し、再びはんだ付けして接続します。 こんな感じに。 あとは ドアの外:ライト ドアの中:センサー となるように、ドアの隙間を通して設置すれば完成です。 手元のリモコンでスイッチを触ると、部屋の外に出したライトが点灯します。 これでもうドアの向こうとこっちでモヤモヤすることはない!やったね!と喜んだのですが 即日問題点が露呈しました。 (ドアがちゃ) 「ちょっと静かにして。ライト点いてるやろ」 『えっ、点いてないよ』 「えっ」 (点けたつもりのライトが点いていない) (ドアがちゃ) 『あれ、打ち合わせ終わったの?』 「えっ」 (消したつもりのライトが点いたまま) そうです。 部屋の内側には黒い小さなセンサー部しかないので ライトのオン、オフを視覚的に確認することができないのです。 ということで、同じライトを使ってさらに改造した結果がこちら。 1つのセンサーで、2つのライトを同時にオン、オフできるようにしました。 これにより ドアの外:ライト ドアの中:ライトとセンサー となり、ライトの点灯状態が視認できるようになりました。 よーしこれで快適な在宅オンラインミーティングだ!と思いきや、 いや、大分良くはなったのですが、なかなか完璧にはなりません。 残る課題はこんなところです。 ・部屋が明るいと、こんな小さなライトが点いても誰も気が付かない 特に、遊びに夢中で騒がしい子供たちが、自分たちだけでライトに気が付いて静かにする、 というのは絶望的。 オン、オフの切り替え時だけ「ピッ」と鳴る、そういう家電的なブザーを付けたいところです。 「1回だけ鳴るブザー」ってどうやるんでしょうね。 何も考えずにそのまま取り付けたら、ライトが点いている限りピーと鳴り続ける間抜けブザーになるし… ・電池式のため、ドアの外のライトの電池が切れていても気が付かない リモコンの待ち受け用なのか、このライト、 点灯していない状態でもけっこうな電池消費しているようなんですよね。 あっという間に電池がなくなってしまいます。 コンセントからの給電か、USBからの給電か、なんかこう、良い感じに電源供給させたいところです。 ・Alexaに頼る このままではハンダ香る電子工作ブログになってしまいます。 ここまでやっておいて今更気が付いたことなんですが、 せっかくなのでリビングに置いてある Amazon Echo Dot とスマホのAlexaアプリを使って スマホからの操作で簡単にお知らせできるようにしようと思います。 だいぶ長くなってしまったのでそちらはまた別の機会に。