reason-top

ブログ

BLOG

プロジェクトマネジメントのセミナーを受講してきました

Date:2023.06.20 Posted by:blog_post

マネージャー兼SEのKです。

この度、会社持ちで好きな有償セミナー(費用上限あり)を受講してきていいよ!
でも受講した感想をブログ記事にしてね!
と全社員に向けてお達しがありました。

プログラム言語やミドルウェア的な知識なら独学で何とかなるだろうし、何を受講しようかな。
リーダースキルとかあるけど費用高いなあ・・・と少し悩みました。

ふと今までを振り返ると、長い間システム開発に携わりプロマネ的な役割も相当数こなしてはきたのですが、いわゆる「我流」でやっていた部分が多かったなと感じました。
なので、この機会に体系だったプロマネの技法をちゃんと知り、自分の知見をより明確にして今後に活かしたい。
というわけで、プロジェクトのマネジメント技法に関する1日セミナーを受講してきましたので、その感想を少し書きます。

内容的には、大手ベンダーのシステム開発に携わった方なら一度は耳にしたことがあるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)に沿った管理手法について、テキストと演習を交えての集合セミナーでした。
普通は2日間かけてやる講義を1日に圧縮した内容なので、密度は濃いと感じました。

講師の方は国内大手ベンダーで長年金融や官公庁のシステム開発の前線で活躍された方で、現場目線に立ったお話を沢山していただき、共感できる部分が多かったです。

今まで見様見真似でやっていたWBS作成やクリティカルパスの考え方、
何故こういったものが必要なの?
といった背景を知ることができ、プロマネの仕事をより良く理解できたかな、と思います。

働き出した頃は「なぜこんな時間のかかる面倒なことをやらなきゃいけないんだ!自分はプログラム開発をもっとしたいのに!」とか考えながらバグ報告書のなぜなぜ分析をしたりP-B曲線と睨めっこしてたんですが・・・
ああそうか!
本来はPMがやらなきゃいけない仕事を、PMが忙し過ぎてできないので自分が代わりにやっていたんだ。
でもそのおかげで色んな管理手法を若いうちに吸収できていたんだなあ、感謝しないと(笑)
などと面白い発見もありました。

感想のまとめとして、Webからの情報や無料セミナーでは得られない深い部分での知識は自身にとってプラスになりました。
将来的にプロマネの資格取得を目指しているエンジニアの方は、このようなセミナーを受講しておいて損はないかと思います。
何より、多くの現場を経験してきた元PMの方と直接会話ができる貴重な機会ですね。

最後に一つ注意です。
私が受講したセミナーはPMBOK Guide 第6版(従来のウォーターフォール開発がベース)を前提とした講義内容でした。
もし最近流行りのアジャイル開発の管理技法を知りたいという方は、申し込む前にセミナーの趣旨をよく吟味された方が良いかも知れませんね。