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手を動かして物を作ろう

Date:2026.04.13 Posted by:Y.M

こんにちは。システムの開発・運用をしている Y.M です。

皆さんはどんな趣味をお持ちでしょうか。
私は物を作る事を趣味のひとつとしていて、主に模型や遊び道具を作っています。生活用品の破損や故障のトラブルも、だいたいDIYで済ませてしまいます(あくまで素人の手に負える範囲で)。
「加工すればポン付け」「無ければ作る」私の好きな言葉です

ソフトウェア開発も物作りのひとつなのですが、物理的な物を作っているわけではありません。
実際に手を動かして物を作る事に色々なメリットがある事に気付いたので、それらを紹介したいと思います。

節約になる

一番大きなのはこれですね。
何か欲しい物や必要な物があった時、商品をそのまま買わずに自作する。何か壊れた時は修理する。それだけで結構な節約になります。また、工作で余った材料は別の用途に、修理できない物はパーツ取り用に保管しておいてもしもの時に備えています。

しかし、その「いつか必要になるかもしれない」のせいで物が溢れ、作業場が手狭になっていく罠が……。

自分専用の物を手にできる

「こんな物があったら便利なのに」と思っても、既製品にはぴったり合う物がなかったりします。
自分で物を作れれば、サイズ・素材・機能をすべて自分の用途に合わせた専用品を手にできます。他の人に頼むと相応の報酬を積まなければ作ってもらえませんし、的確に依頼をしなければ望んだ物は手に入りません。自分で作るなら、納得いくまでいくらでも試行錯誤し自由に改良していけます。

観察力が鍛えられる

物を作る際は既製品や図面などを参考にして進める事が多いです。対象物の材質や構造をよく観察し、理解しなければ実際の作業に進んだ時にやらかします。修理や改良についても同じです。理解せずに進めると修理どころか完全に壊してしまう事も。

痛い目を見て経験を重ねる程、観察力が鍛えられていきます。
そうやって物事を観察する癖が付くと、日常生活で目にするもの全般に対して疑問を持ち、その理由を探ろうとするようになります。

失敗を未然に防ごうと考える

ソフトウェア開発においては、未リリースの開発段階であれば失敗(バグ、技術選定ミスなど)をしてもコードを修正すれば済む事がほとんどです。失敗に対する許容度が高く追加コストも生じにくいため、気軽に失敗していくらでもやり直しができます。

しかし物理的な物作りはそうはいきません。失敗すれば材料を買い直す費用がかかり、最悪の場合は最初からやり直しになります。自作して節約しようとしたのに買った方が安かった、なんて事態も起こりえます。

「失敗が直接コストに響く」事が、失敗を未然に防ぐにはどうするべきか深く考える動機になります。先に挙げたメリットのひとつ「観察力が鍛えられる」も、失敗を防ごうとした結果の産物です。

雑学に強くなる

実際の物に触れていると、対象物だけでなくそれに関連する知識も増えていきます。例えば新しい材料を使おうとしていたなら、その材料の特徴や一般的な用途など、調べる過程で様々な情報に触れます。情報収集をするうちに、興味の中心が変わってしまい材料の事は頭からすっ飛んでしまったなんて事もよくありました。

そうこうしている内に、得た情報や実際に経験した事が雑学として積みあがっていきます。雑学は異業種の方との接点になりますし、会話の引き出しが増えて雑談のネタにもなります。

ただ雑学レベルだと中途半端な知識になりがちなので、だいたい会話の最後に「知らんけど」を付けてごまかします(笑)。

頭が冴える

昨年(2025年)の正月休みの直前に、複数の友人から制作物の依頼が一気に舞い込み、正月~3月半ばまで休日はほぼ毎日工作をやっていました。その間、猛烈に頭が冴えていた事を思い出します。その後集中して工作をする頻度が下がり、2、3カ月で効果は薄れていきました。
指先を動かし、物を加工し組み立てる工程は脳に対して幅広く強い刺激を与え、覚醒させる効果があるようです。その経験をしてからは、集中力が欠けてきたなと感じたら積極的に工作をやるようにしています。

ただし、やり過ぎると肩こりと眼精疲労が襲ってきます。
これが、加齢か……。

 

物作りの様々なメリットを挙げましたが、根底にあるのは「物作りをもっと楽しみたい」という気持ちです。その気持ちが行動に繋がり、様々な経験を経た結果がメリットとして表出しているに過ぎません。

物作りに興味が沸いた方、物作りのハードルは高くありません。100円ショップの材料で何か作ってみる、壊れた物を分解して仕組みを調べてみるなど、まずは気軽に手を出してみましょう。
そして、そこに「楽しみ」を見出してもらえると嬉しいです。